日本人の25%が腰痛持ちと言われます。
しかも腰は身体の中心にあり、座っても立っても歩いても要となる部位です。
痛めることで、生活はかなり制限されてしまいますね。
そもそもなぜ、腰痛は起きるのでしょうか?
腰痛の原因
腰痛の原因は4つあります。
①同じ姿勢で長時間すること
②運動不足や加齢に伴う筋力低下
③無理な負担を腰にかける
④疾患(ヘルニアやぎっくり腰など)
デスクワークの増加やパソコン、スマホの普及により、同じ姿勢で過ごす時間が自然と長くなってきました。
また、加齢や運動不足による筋力低下も原因のひとつです。
特に筋力の少ない女性は腰痛を発症しやすいんです。
女性の場合、妊娠・出産を機に腰に負担がかかるコトが多いんです。
妊娠中に腹筋が緩み、産後は腹筋に力が入りづらくなっています。
腹筋がないと腰には負担となり、結果として腰痛になる可能性があります。
また、出産後も授乳や抱っこ、おむつ替えが24時間続き弱っている腰にはさらに負担となります。
腰痛の対策は3つ
ぎっくり腰などの疾患の場合は病院で対処するしかないですが、日常生活での腰痛の対策は、3つあります。
ひとつずつ説明しますね。
《筋肉を鍛える》
特に女性や出産を機に腰痛になった人は腰を支える筋肉を鍛えることが有効です。
・座ってできる腹筋の鍛え方
- あぐらで座り、骨盤の高さを平行になるように手でお尻を調整します。
- 首と背中はまっすぐになるようにします。肩を落とし、猫背や背をそり過ぎないように注意します。
- 姿勢を崩さないように、腰をゆっくり左右に回します。
※あぐらが厳しい時や仕事中は椅子に座ってもできます。
《ストレッチ》
1番効果があるのは、ストレッチです。
生活の中で縮んだ筋肉をストレッチしましょう。
今回は、寝ながらできるストレッチをご紹介します。
・膝倒し
- 仰向けになり、両膝を立てます。
- 腰が浮かない様に膝を左右を交互に倒す(ゆっくり)
・ドローイン
- 仰向けになり、両膝を立てます。おへそのところにタオルをのせ、手のひらを上に向け、腕全体を床につけたら準備完了です。
- ゆっくり息を吐きながら、ゆっくりお腹をへこませ、ゆっくり元に戻します。
※力を入れ過ぎて、脚が閉じないように注意しましょう。
どちらも自分の気持ちいいところまで動かしましょう。
《整体、マッサージ》
骨格の歪みがある場合や血行が悪い時は整体も方法のひとつです。
産後だったら、骨盤矯正も一緒にすると腰痛はより効果的です。
整体でできる対策については下に記事を読んでください↓